About

NAGISA-NO HIMETATSU

海と共に歩んできた⽔俣に、渚の交番 HIMETATSU(ひめたつ)を設置

海に育ち、海で苦しみ、それでも海と共に生きてきた水俣。
水俣の海は一時期公害で「死の海」とまで言われましたが、地域の方々の懸命な尽力により、美しい海へと生まれ変わった「奇跡の海」です。
まるで湖のように静かな海で、海藻の森が育ち魚の産卵が行われ稚魚の育つ場となり、タツノオトシゴの仲間のヒメタツが生息し、世界からも注目されています。
また、明治より受け継がれているパドルスポーツの歴史もあります。

公害から蘇った海

⽣活と歴史の海

豊かな海

パドルスポーツの歴史

⼭と繋がる海

施設概要

NAGISA-NO HIMETATSU

その水俣の湯の児海水浴場に水俣の豊かな海を活用し、美しい海を次世代に引き継ぐための地域づくりの総合拠点となる「渚の交番 HIMETATSU(ひめたつ)」が完成しました。

渚の交番 HIMETATSUは、子供たちに海の魅力を伝え、将来に引き継いでいってもらうことを目的としています。
水俣の海の生物が豊かに育つことのできる海洋環境を未来に託すことを願って、再生した水俣の海の象徴であるヒメタツから名前をとり「HIMETATSU(ひめたつ)」と名付けました。

主な事業は以下の4つとなります

  1. 海を守るプログラム
    ①水俣病資料館など行政と連携した体験プログラム ②ヒメタツと出会える磯の観察会 ③藻場再生のためのウニ駆除プログラム
  2. 海を活用するプログラム
    ①海に親しむパドルスポーツ
    ②貝殻アートなどのワークショップ
  3. 海を守り、海を活用するカフェ
    「HIME(ヒメ)」
    HIMEは小さいながらも世界中のダイバーの心を掴み、癒し、水俣の海の再生の象徴でもあるヒメタツのように、人の心を掴み、訪れる人々の心を癒すことのできる場となることを願い命名いたしました。
    JR九州の豪華列車ななつ星やおれんじ食堂に料理を提供した井手一也により監修。
  4. 海を守り、海を活用するカフェ
    「HIME(ヒメ)」
    HIMEは小さいながらも世界中のダイバーの心を掴み、癒し、水俣の海の再生の象徴でもあるヒメタツのように、人の心を掴み、訪れる人々の心を癒すことのできる場となることを願い命名いたしました。
    JR九州の豪華列車ななつ星やおれんじ食堂に料理を提供した井手一也により監修。

「渚の交番」は日本財団の推進するプロジェクトで、豊かな海を次世代に引き継ぐための地域づくりの総合拠点を整備するものです。「渚の交番HIMETATSU」は全国16 カ所目の渚の交番で、熊本県では初の拠点となります。

※ 形状・仕上げ・色彩は検討中(今後変更の可能性あり)

運営会社

会社概要

運営団体NPO法人おもいでつくる水俣

⽔俣の海を多くの⼈に知ってもらいたい、素晴らしい海のまま次世代へつなげたいというおもいで令和3年12月6日に設立。
マリンアクティビティをはじめとする様々な体験活動や環境教育活動を通して自然の大切さと楽しさを伝え、人々の心身の発達と平穏、地域の環境保全及び雇用促進に寄与し、地元産食材や人材、文化などの地域資源を活用した活動で地域の振興、まちづくりによる観光の振興を目的としている。

代表者 杉本 崇
所在地 水俣市大迫1196-2
設立 2022年12月6日
事業内容 アクティビティ斡旋 レンタル 環境学習 カフェ営業
従業員数 8名